スマートフォンとタブレットの良いところを取った第3のデバイス


アメリカのワシントン州に本社を構え、ソフトウェアを開発、販売する会社として有名なマイクロソフトは2022年1月11日、Surface Duo 2の販売を開始しました。
マイクロソフトではソフトウェアのMicrosoft OfficeシリーズからSurfaceProシリーズを始めとするPCなどは有名ですが、今回はスマートフォンでもあり、タブレットでもあるまさしく両者の良いところ取りをしたといっても過言ではないデバイスが登場しています。

価格は最小ストレージの128GBでも180,000〜とスマートフォンの競合他社製品でもあるAppleから発売されているiPhoneなどと比較すると高価であるものの、Surface Duo 2にしかない魅力がたくさん詰まっています。
コンパクトに5,8インチで使用、最大8,3インチの画面サイズに対応で重量も比較的軽量級
Surface Duo 2は5,8インチの画面と8,3インチの画面の両方を使い分けることができます。

スマートフォンとして手軽にWebサイトを閲覧したい、アプリを起動させたいという場合や電車やバスなどの公共の交通機関を利用した移動などで使用したい場合などでは画面を折りたたんだ状態の5,8インチで利用し、動画や大画面でゲームを楽しみたいという場合には折りたたんでいた状態から広げることができ、広げることで2つの画面が登場し、最大8,3インチのタブレットサイズで動画やアプリを楽しむことが可能です。
一見、2つの画面があり、折りたたみが可能であることから通常のスマートフォン、ダブレットと比較すると分厚いのでは?と思われる方も多いかも知れません。しかし、このSurface Duo 2では折りたたんだ状態では11,0mmでiPhone13は7,65mmとスマートフォンとしては少し分厚くなってしまいますが、広げた状態では5,50mmでiPad Air(第5世代)は6,1mmであることからタブレットとしては薄いデバイスであることがわかりました。

また、重量に至ってもiPhone13では175g、iPadの1番軽量モデルであるiPad miniは293gであるのに対し、Surface Duo 2では283gとスマートフォンとしてはやや重め、タブレットとしては非常に軽い機種であることがわかります。
一方で、折りたたんだ状態で使用する際、片手で使うには画面の端まで指が届かない、片手で使用するのは困難であるという声や1つのアプリを広げた状態で使用する場合、画面中央の表示がベゼルによって消えてしまうという声も見られました。
左右それぞれで異なるアプリやWebサイトを立ち上げマルチタスクをこなすことが可能

Surface Duo 2は広げることで2つの画面が現れ、左右ごとに別々のアプリやWebサイトなどを立ち上げることが可能です。例えば、片方の画面ではメールやLINEなどのメッセージを打っている最中に写真を送信したい場合にはもう片方の画面で写真のアプリを立ち上げ、送信したい写真を選択し、左側のメールやLINEアプリにスライドするだけで簡単に選択した写真を送信することができます。
また、ライブ配信を見ながらSNSで実況したり、オンライン会議などで片方の画面ではオンライン会議の画面、もう片方の画面ではメモを取りながら通話したりなどさまざまなシーンでこのマルチタスクがこなせるというメリットを感じることができるでしょう。
トリプルレンズ搭載で同じ撮影場所でも撮影方法のバリエーションが増加する
Surface Duo 2は折りたたんだ状態では、背面側にトリプルレンズを搭載しています。トリプルレンズの内訳は
- 望遠
- 標準
- 広角
の3種類。
標準レンズでは通常のカメラの使い方、望遠レンズでは遠くの風景や遠くにいる生物などを撮影する場合に最適で、広角レンズでは近くの物を撮影する場合や集合写真などを撮影する場合などに使用するのに適しているなどさまざまな撮影シーンに適応することが可能です。
画面を閉じている場合でも着信や通知などを把握できる

Surface Duo 2は持ち運ぶときに画面と画面が重なり合うように折りたたむことが可能ですが、この折りたたんだ状態でもさまざまな状況を瞬時に把握することが可能です。
画面を閉じているときに見ることができるものについては以下のとおり。
- 着信
- メッセージ
- 音量
- バッテリーが充電されているかどうか
これらを画面を閉じているときであってもカラーインジケーターやアイコンが点灯し、ひと目でわかるように表示してくれます。
しかし、誰から着信、メッセージがきたのか、メッセージの内容などの詳細部分は確認することができないため、詳細を知るためには画面を開く必要があります。
Surfaceスリムペン2を始めとしたSurfaceに互換性のあるタッチペンが使用可能

Surface Duo 2はマイクロソフトが公式で発売しているSurface スリムペン2を始めとしたSurfaceに互換性のあるタッチペンを使用できます。このSurface スリムペン2を使用することで細かいタッチやイラストを書きたい、メモを取りたいという場合に便利です。
また、Surface スリムペン2には磁石が内蔵されており、Surface Duo 2にも磁石が内蔵されていることから、Surface Duo 2本体にSurface スリムペン2をくっつけることができ、持ち運ぶ際にくっつけておくことで紛失することを防ぐことができます。

しかし、Surface Duo 2にデフォルトで付属している訳ではなく、別途10,700円ほどの価格で購入しなければならないため、よっぽど使用する機会が多いという方以外は手が出ないかもしれません。

一方、マイクロソフトで販売されてはいないものの、サードパーティ製品としてさまざまな会社から安価で販売されているため、試してみたいという方は一度サードパーティ製品でお試しすることをおすすめします。

まとめ:Surface Duo 2
Surface Duo 2は閉じて使用するとスマートフォンとして、開いて使用するとタブレットとして使用できることから、スマートフォンでもないタブレットでもない第3のデバイスと呼ばれています。
競合他社のスマートフォンやタブレットと比較すると少し値が張りますが、両方を持ち歩く頻度が高い方やマルチタスクをこなしたいという方にとってはSurface Duo 2が最適解であるといえるでしょう。
| 本体サイズ | 開いたとき:145,2mm(縦)×184,5mm(横)×5,50mm(厚さ) 閉じたとき:145,2mm(縦)×92,1mm(横)×11,0mm(ヒンジの厚さ) |
| 重量 | 284g |



