有機ELディスプレイを始め、多くの項目で世界トップクラスを誇る

アジア最大の財閥サムスングループの中核的存在で、韓国のテクノロジー企業であり、世界最大の総合家電・電子部品・電子製品メーカーであるサムスン電子。

日本においてもサムスンが製造し販売するGalaxyシリーズを始め、イヤホンやスピーカーなどのオーディオ機器からテレビやパソコン、冷蔵庫などの家電製品、SDカードやUSBメモリなどの記憶媒体などの電子機器など多くの製品を取り扱っています。

そんなサムスンは、近年において高画質化が進んでいる世の中で1番画質がいいとされている有機ELの中小型ディスプレイにおいて世界シェア1位を独占。それだけではなく、スマートフォンや薄型テレビ、NAND型フラッシュメモリ、DRAMなども世界シェア1位を誇ります。

また、2020年は研究開発費が世界1位を記録し、2021年では企業ブランド力が世界5位、アジアでは1位で、14年間もの間、トップから陥落したことはありません

サムスン / Samsung製品の優位性、個性

有機ELディスプレイの世界シェア90%を誇る

近年のスマートフォンや液晶テレビを始めとした電化製品などのディスプレイは鮮やかな画質が映し出すことができる有機ELディスプレイが採用されています。そんな有機EL製造元でサムスンの子会社でもあるSamsung Displayスマートフォン向けの有機ELディスプレイの世界シェアが90%を超えているといわれています。

これはサムスンから発売されているスマートフォンであるGalaxyシリーズはもちろんのこと、Appleから発売されているiPhoneシリーズスマートフォンの世界シェア2位を誇るXiaomiですらSamsung Displayの有機ELディスプレイを採用しています

スマートフォンのあらゆる部品を自社で製作

サムスンから発売されているスマートフォンのGalaxyシリーズでは前述したようにサムスンの子会社であるSamsung Display有機ELディスプレイを搭載していますが、Galaxyに搭載されているカメラなどを社内で制作しています。

また、Galaxyに内蔵されているメモリ(DRAM)からストレージ(NAND)では世界の競合他社を見ても最大手とのこと。さらに、チップセット(SoC)も自社制作しており、こちらは世界4位のシェアを誇り、搭載バッテリーサムスン内のグループ会社であるサムスンSDIが生産しているものを取り扱っていることから、部品や内蔵されているあらゆるものを自社、グループ会社間で作成できるため、他社間のやり取りが発生しないことから製造においてタイムロスやコストダウンに繋がり、安定した品質と部品供給のボトルネックが激減させることができるということがメリット。

上記のことから、Galaxyシリーズは競合他社製品と比較すると、安価で高品質であるという理由がわかります。

サムスン / Samsungの技術

RAM Plusをスマートフォンに導入

サムスンの独自技術で、スマートフォンの内蔵ストレージのうち、最大で8GBまでを仮想メモリとして使用することができるRAM PlusをGalaxyシリーズのハイエンドモデルからミッドレンジにあたる機種までに導入しています。仮想メモリを使用するのは近年ではWindowsを始めとするPCなどで対応可能な機種が多々ありましたが、サムスンではスマートフォンに導入しています。

現代のスマートフォンでは内蔵メモリはGalaxyではエントリーモデルやミッドレンジの機種では4GB〜6GBほど、ハイエンドモデルになるにつれて8GB〜最大で12GBまで。iPhoneでは最新機種であるiPhone13では4GB、ハイエンドモデルであるiPhone13 Pro、iPhone13Pro Maxでは6GBとデフォルトではGalaxyが倍ほどあることがわかります。

しかし、近年のスマートフォンサイトやアプリでは読み込みに要するデータが以前までのものと比較すると莫大な容量を読み込まなくてはいけないものも少なくはありません。そのため、内蔵メモリだけではデータを読み込むスピードが遅くなってしまうことも多少あるでしょう。

そのためにサムスンは適宜メモリの容量を増加させることができるRAM Plusをスマートフォンに導入することでスマートフォン使用者の悩みや不満を解決することに成功しています

また、仮想メモリの容量は、2GB、4GB、6GB、8GBといった具合でその用途に合わせて変更可能なため、内蔵メモリを合わせると読み込み速度に不満を持つことはまずないでしょう。そして、MacBook AirやWindowsPCなどのデフォルトでカスタマイズしていないPCよりもメモリの容量があるスマートフォンに変身します。

サムスン / Samsungの歴史

食品・衣服事業から電子産業へ進出

サムスンは1938年サムスン電子の親会社である三星商会が原点にあたります。三星商会は主に韓国で採れる乾燥魚や野菜、フルーツなどといった食品と衣服当時の満州や北京などの中国相手に輸出する事業でした。

起点となったのは1969年12月に三星三洋電機が設立し、電子産業へ進出しています。三星三洋電機が設立した1ヶ月後には三星NECを設立し現在の白物家電からAV機器などの生産が行われるようになりました。日本の電機メーカーのシャープとは1970年代より提携を結び、製造技術を学んでいました。
そして、1983年2月にはDRAM事業を展開し、1983年当時、半導体の製造ではトップクラスであった日本の技術に追いつこうとしていました。

日本の技術者を高給でヘッドハンティング

日本では1991年頃からのバブル崩壊がきっかけでメモリー事業の撤退製造工場が閉鎖され、労働者が大量にリストラに遭うなどのさまざまな弊害が発生していました。そんな中でサムスンは韓国政府からのバックアップを受けつつ、東芝や松下電器を始めとした企業で労働していた日本人技術者を高給でヘッドハンティング。このときに提示された年収は10倍近くの金額であったという日本人技術者もいたようです。それだけではなく、家具付きのマンションを無償で提供、専属秘書と運転手付きの車が支給されるなどの優遇を受けられていたとのこと。

それゆえに、サムスンでは日本人技術顧問が外国人技術者中で77人もの人数を占め、大半が日本人であったようです。

しかし、そのヘッドハンティング効果は絶大なものとなり、最新技術を得ることになりました

当初は日本を手本にしていたが新興市場戦略に変更したことが功を奏す

サムスンは日本の電子企業はもちろん、世界の電子企業に技術力では上位の電子企業には及ばない3流企業と呼ばれていて、品質や技術の高い日本の電子企業を手本にしつつ、低賃金とコストパフォーマンスを武器に、前述のとおり、日本の電子企業に追いつこうと努力していたようです。そんな中でサムスンが世界の電子企業との差別化、どうやっていけば日本の電子企業に追いつくことができるのかと考えた結果が日本企業を手本にすることをやめ、グローバル化の構築を図るというもの

アジアの新興市場そのものを目標としたサムスンは現地のニーズに対応し、徹底的なマーケティング戦略を練っていきます

そして、サムスンのデザインブランドアピールしつつ緻密に練られたマーケティング戦略が功を奏して、国内シェアから確保していった結果、今では世界最大の総合家電・電子部品・電子製品メーカーを誇る企業へと変化を遂げました

Samsungの概要

会社名:サムスン電子 / Samsung Electronics
本社:韓国
公式サイト:https://www.galaxymobile.jp/
創業:1969年

サムスン / Samsungの製品一覧

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