最新鋭の縦長スマートフォン


目を引く特徴的なデザイン
まずは端末背面。左上部にはデュアルカメラとLEDフラッシュが搭載。右上部にはガラケーを彷彿とさせるサブディスプレイが搭載されています。このサブディスプレイは解像度は112×300、Super AMOLED 1.1インチと超小型。デザインの邪魔をしない丁度良いサイズのディスプレイです。このディスプレイでは時間の確認だけでなく通知の確認・再生中の音楽の確認など、様々の情報の確認が可能。外見はアナログ感が高いですが、機能性は現代的な部分がこの端末の面白いところ。

しかし、ガラケーのように片手で端末を開く行為は「Samsung Galaxy Z Flip 5G」では不可能に近いです。本端末の重さや収納状態でのセキュリティの硬さの影響で、両手で開けるのがデフォルトでしょう。
右側面には電源ボタンとボリュームボタンと必要なボタンは全て揃って配置されています。ちなみに電源ボタンには指紋認証が兼ね備えてあります。ボタンの配置には少し難点があり、端末を折り曲げる、もしくは開く際に不可抗力的に触れやすい位置に配置されています。誤ってロックをかけてしまう恐れもあるので注意が必要です。片側にボタン配置を全て揃えているスマートフォンは珍しくはありませんが、「Samsung Galaxy Z Flip 5G」ではそれが仇となったようです。
左側面にはSIMカードスロットがあり、下部にはマイクとスピーカーとUSB Type-Cポート。イヤホンジャックは搭載されていないことには要注意です。お持ちの有線イヤホンが接続可能かどうかは確認しておいた方が良いでしょう。接続不可の場合、変換アダプタもしくはワイヤレスイヤホンが必要です。
応用可能なメインディスプレイ
次は表面のメインディスプレイ。Dynamic AMOLED 6.7インチで解像度は2636×1080。約22:9のサイズ感です。実際に見てみるとかなり縦長の印象がありますが、「Samsung Galaxy Z Flip 5G」は画面分割を売りにしています。分割してみるとそれぞれの画面はほぼ正方形の形になるので、想像以上に画面の見やすさは快適です。
画面分割時には2つのアプリを同時に使用可能。真ん中の折れ目を境に2画面に分割されます。1つのアプリを使用する際にも、「Samsung Galaxy Z Flip 5G」独自の使用方法が可能。上部を折り曲げて自立させることで、テーブルなどに安定して置きながらの動画視聴が可能です。別途でスタンドなどの固定アイテムを購入しなくて良いのはとても嬉しいポイント。
しかしディスプレイが少しデリケートな点には注意が必要です。一般的なスマートフォンには樹脂素材のディスプレイが使用されていますが、「Samsung Galaxy Z Flip 5G」では極薄のガラス素材のディスプレイを使用。触り心地はとても良いのですが、画面が傷つきやすいデメリットもあります。折りたたみという構造の特徴とも言えます。
特徴を最大限活かしたカメラ機能

カメラは約1,200万画素の広角カメラと超広角カメラの2つを搭載、インカメラは1,000万画素といたって標準的な装備。しかし、その特異な形状を駆使することで通常のスマートフォンでは行うことができない動作が可能になっています。
まず折り曲げた状態で卓上の上に自立させることで、自撮りが容易に可能になりました。手ブレの心配も少なくなり、タイマー機能を用いることで安定した撮影を行うことができます。
そして、半折りにした収納状態での撮影も可能です。電源ボタンを2回連続押しすることで収納状態でもカメラ機能が起動し、カバーディスプレイで確認をしながら自撮りを行うことができます。この場合はアウトカメラでの撮影になります。インカメラよりもアウトカメラの方が画素数が高いので、この撮影機能の使用機会は多くなりそうです。

CPU、バッテリー機能について
「Samsung Galaxy Z Flip 5G」ではその名前通り5Gに対応可能です。対応している電波は「Sub6」のみですので要注意。「ミリ波」に対しては対応していません。
CPUに関しては、「Snapdragon865+」を搭載。最高スペックのCPUを用いているだけあって動作面では文句の付け所はありません。動作面やスペック面でストレスが溜まることは無いでしょう。
しかし、バッテリーが3,300mAhと他のスマートフォンと比べて容量が少ない点は見逃せません。長時間の連続使用は避けた方が良いでしょう。
まとめ:Samsung Galaxy Z Flip 5G
「Samsung Galaxy Z Flip 5G」は折りたたみが可能なスマートフォンという特異な形状が魅力です。この端末にしかできない魅力や動作は多々ありますが、周囲のスマートフォンと比較するとカメラ機能やバッテリー性能の差が開きすぎている印象があります。その他、おサイフケータイに未対応など日常生活の中で不便に感じるケースもありそうです。
しかし最新鋭のデザインに対しての魅力・コンパクトに持ち歩きたいなどをお考えの方は購入の検討はぜひオススメです。

