日常にすんなり馴染む情報端末


シンプルながらも計算されたデザイン
外観は至ってシンプル。カラーリングもブラック・オリーブ・デニムと、クセの無いカラーリングが揃っていてどの色も扱いやすい印象です(plusはブラックのみ)。タブレット背面はマット加工風のプラスチック素材。傷が付きやすく少し見た目が安っぽいのが少し残念ですが、滑りにくくてテーブルにおいても安っぽい金属音が鳴らないのは高評価です。傷の付きやすさやチープな印象の見た目は、カバーやケースを使用することでクリアすることができます。大きなマイナスポイントにはなりません。
ボタン配置ですが、電源ボタン・音量ボタン・充電ポート・イヤホンジャック・マイクの全てが同じ側部に配置されています。

縦持ちだと全てが上側部に配置されていることになり、扱いに少し手こずる印象がありました。しかし今回のFire HD 10 / Plusでは、背面のAmazonのロゴマークが横向きに付いていることから、デフォルトの持ち方が横持ちのようです。実際横持ちで使ってみると、ボタン配置は全て右側部になって全く気にならなくなりました。特に電源ボタンは使用中に手が当たりにくい位置に配置されていて、とても考えられて作られていることが分かります。インカメラも横向きの状態がメインポジションに配置されています。ノートパソコンのような使い方を想定しているようで、ZOOMやオンライン会議でも扱いやすいデザインになっています。

充電は最大12時間の長稼働バッテリーです。また接続はType-Cなので、他の様々なデバイスでも充電できて簡単&便利です。
10.1インチ大画面&フルHDディスプレイ

Fire HD 10 / Plusの画面は10.1インチ。Fire HDタブレットシリーズでは最も大きなサイズになります。画面サイズが大きくなった分、片手で持てない点がデメリットとして発生しましたが、スタンド付きのカバーを用意することでどこでも据え置きで使用できます。特に電子書籍の使用感は素晴らしいです。横向きで使用することで見開きで表示されるので、大きなコマを迫力たっぷりで楽めます。
そしてFire HDシリーズ初のフルHD画質にも対応しています。「Amazon Prime Video」をフルHDで見ることができるのはFire HD 10からの仕様になります。
「2画面表示機能」が初搭載されたのもFire HD 10 / Plusの大きな特徴の1つです。

同時に2つのアプリやブラウザを立ち上げての画面表示が可能になりました。YouTubeなどで動画視聴をしながらネットサーフィンを楽しんだり、メールの確認やお買い物の比較を同時に行ったり。今まで以上に応用が効いた使用方法が可能になっています。
10.1インチ大型ディスプレイと「2画面表示機能」の相性は非常にバツグン。2画面表示をする際のデメリットとして、各画面の表示が縮小されてしまって歪な画面表示になってしまったり、文字が見えずらくなるなどの弊害がありました。しかし、大画面ディスプレイのおかげでこれらの問題をしっかりクリア。鮮明な文字表示でストレス無く使用できます。
| 機能比較 | Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 | Fire HD 10 Plus |
| ディスプレイ | 8インチ HD | 8インチ HD | 10.1インチ 1080pフルHD | 10.1インチ 1080pフルHD |
| 解像度 | 1280 x 800 (189ppi) | 1280 x 800 (189ppi) | 1920 x 1200 (224ppi) | 1920 x 1200 (224ppi) |
| RAM | 2GB | 3GB | 3GB | 4GB |
| カメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、5メガピクセルリアカメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、5メガピクセルリアカメラ |
| ワイヤレス充電対応 | × | ◎ | × | ◎ |
| 保証 | 90日間限定保証付き※通常の使用において発生した破損・故障に限る | 90日間限定保証付き※通常の使用において発生した破損・故障に限る | 1年間限定保証付き※通常の使用において発生した破損・故障に限る | 1年間限定保証付き※通常の使用において発生した破損・故障に限る |
| カラー | ブラック、ブルー、ホワイト | スレート | ブラック、デニム、オリーブ | スレート |
安いから雑に扱える

Fire HD 10 / Plusの最大の特徴が価格の安さ。Fire HD 10は32GBで15,980円。Fire HD 10 Plusは同GBで18,980円です 10インチ以上のディスプレイを搭載し、フルHD画質のタブレット端末が2万円以下で購入できることに驚きです。Amazonは年間に何度もセールを行うので、セール期間中に購入するとさらに安くなります。「コストパフォーマンスが非常に高い商品だから多少雑に扱っても大丈夫」と考えられる点は、もはやFire HD 10 / Plusのメリットの1つと言えるでしょう。キッチンなどの水周りでもレシピや映画を視聴しながら料理ができるようになるし、年齢が低い子どもに使用させる際も、iPadを渡すよりは心配が少ないハズです。
値段から考えると、持ち運びやすさを重視してカバー無しで運用する想定も選択可能です。Fire HD 10 / Plusの重量は約465g。重量感から見ると持ち運びは可能な重さです。しかし専用のキーボード付きカバーは約600gあるので、装着すると合計約1000gに達します。通常の専用カバーでも、装着すると600gを越えるので、正直に言ってカバーを装着しての持ち運びは適していません。
持ち運びをするにはカバー無しの選択が必須ですが、買い直しがしやすい分カバー無しの思い切った選択も取ることができます。
独自のOS

Fire HD 10 / PlusはAmazon独自のOSを搭載しているため、使用できるアプリに限りがあります。一部マイナーなアプリはFire HD 10では使用できません。しかし、TwitterやInstagramなどのメジャーなアプリは問題なくインストール可能です。この部分はAmazonコンテンツに特化したタブレットとして割り切った考えが必要です。
ネットサーフィンは独自のブラウザ「silkブラウザ」を利用することになります。多くの人が聞き慣れないブラウザだと思いますが、動作はサクサク進みネットサーフィンを中心に使うには十分すぎる性能でした。
まとめ:Amazon Fire HD 10 / Plus
圧倒的コストパフォーマンスを誇るAmazon Fire HD 10 / Plus。iPadのようにハイテクで何でもできてしまうタブレットというわけではありませんが、メジャーアプリの使用やAmazon周辺アプリの使用感は抜群に高いです。特にフルHD&大画面で見れる「Amazon Prime Video」は圧巻の一言です。Amazonプライムユーザーはぜひ持っておくべき端末です。


